CMOS電池の劣化にご注意ください!

今回は、起動時に表示された英語のエラーメッセージをご紹介です

🔍 症状の確認

今回は、お客様のパソコンではなく、
JOYパソコンスクールで使用しているデスクトップパソコンの整備中、
ある表示が出ました。

起動時に、通常とは異なる英語のエラーメッセージが表示。

以下のような画面が確認されました:

 Invalid configuration information – please run SETUP program.
 Time-of-day not set – please run SETUP program.
 To continue press F1 key
 To change setup option press F2 key
 To run onboard diagnostics press F5 key

パソコン本体を分解して内部を点検したところ、
CMOS電池の電池切れでした。
また、わずかに膨張しているのも確認されました。

これは単なる電池切れではなく、
放置するとマザーボードへの影響も懸念される状態です。

🔧 CMOS電池ってなに?

CMOS電池とは、パソコン内部のマザーボードに搭載されたコイン型のリチウム電池です。
次のような役割を持っています。

 🕒 BIOSで設定した日付や時刻の保持

 ⚙️ 起動デバイスやパスワードなどの設定情報を記憶

CMOS電池は、パソコンの「基礎情報を維持するための電源」なのです。

⚠️ CMOS電池が切れると起こること

CMOS電池が切れたり、劣化・膨張したりすると、以下のようなトラブルが起こります:

 💥 BIOS設定がリセットされてしまう

 🕒 日付や時間が毎回初期化される

 ⏱️ 起動が遅くなる、もしくは起動しなくなる場合も

これらは地味ながらも、使い勝手に大きな影響を与える不具合です。

⏳ CMOS電池の寿命は?

一般的に、CMOS電池の寿命は 3~5年程度とされています。
使用状況や保管環境によっては、さらに短くなることもあります。

特に今回のように、膨張している状態は電池の劣化が進んでいる証拠。

放置せず、早めの交換をおすすめします。

🧰 メンテナンスはJOYサポートにおまかせ!

私達が健康診断に行くように、車に車検があるように、、、
パソコンも定期検診が必要です

問題が出てからでは遅いこともあります
問題の無いうちから、メンテナンスを行いましょう!

 修理・部品交換・インストールなど、状態に応じて柔軟に対応
 \ パソコンの使い方に合わせたアドバイスもおまかせください /

 📞お困りの際は JOYサポートへ、一度ご連絡ください!
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